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ヤン・ファーブル『劇的狂気』

昨日、世界演劇という講座で『劇的狂気』というお芝居をビデオで観た。
演出家はベルギー人のヤン・ファーブル。あの『ファーブル昆虫記』のファーブルの孫だ。現代美術家としてわりと有名で昆虫で服を作ったりしている。
さて、その内容は。
単純な行為を反復することによって反復を越えようとする演劇、というのが妥当な解釈だと思う。講師の方もそんなことをおっしゃってました。
個人的には、規律の中で管理される俳優の肉体がエロかった。やたら脱いで全裸になるのもあるけど。しかも無修正。あと制服やネクタイのアイテムが露骨過ぎてヤン・ファーブルはゲイなのではと思い、あとで聞いてみたがどうも違うらしい。観ている間ずっと三島由紀夫の小説のこと(あの露骨な様式美)が連想されたのだけど。見た目にだまされたのか? そいうえば三島由起夫もそうじゃなかったって話もあるしな。
まあ、そんなことは本当はどうでもよくて。『劇的狂気』はもっと自由な地点に開かれてあるのだと思うし。ただ、あっけらかんとした反復の果てにパーソナルなもの(俳優の身体の絶対的差異)以外のものを見出すとしたら、それは何なのだろう。

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