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山田詠美『PAY DAY!!!』

帰省する行き帰りの電車の中で久しぶりに山田詠美の小説を読んだ。きっかけは少し前に生で彼女を見る機会があったからなのだが。
そういえば大昔に友達からこの小説の主人公はお前に似てると『僕は勉強ができない』を勧められて(当たり前だが全然似てなかった)、ついでに幾つか読んで以来だ。
そして実はあまり好きな作家ではなかったのだけれど、
今回初めていいなと思えた。
理由はたぶん登場人物や舞台の設定がよかったからだろう。
山田詠美の文体はいつも素敵すぎて何だかなあと思っていたのだけれど、この作品では語り手がアメリカに住む双子の高校生なのでそこが気にならなかった。
あとユーモアたっぷりで笑いどころもあったし。
9.11で亡くなった母親が愛用していた香水がやカルヴァンクラインのエタニティだったなんてエピソードは、はっきり言って出来すぎなんだけど泣いてしまった。
たまにはこんな読書も悪くないかな。

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